カーポートのおすすめ屋根材!明るさ、耐久性、デザインで選ぶ最適解とは

カーポートは愛車を守るだけでなく、日々の利便性を高める重要な外構設備です。カーポートがあれば、雨の日でも濡れずに乗り降りできますし、紫外線や鳥のフンなどのダメージから車を守ることができます。

直射日光を遮って車内の温度上昇も防げるので、夏場も安心です。また新築時にカーポートを計画しておけば、配置や日当たりにも配慮しやすく合理的です。これらの理由から、最近は新築時にカーポートを設置する方が増えています。そしてカーポートを設置する上で重要となるのが、屋根材の種類の選択です。

この記事では、カーポートのおすすめ屋根材やその選び方、さらには無料で見積りやプランを比較するメリットなどをわかりやすく紹介します。最後まで読んでいただいたら、カーポートの屋根材についての最適解がわかるようになります!

目次

カーポートの屋根材選びの重要な3つのポイント

カーポートの屋根材選びで重要なのは、採光性」と「遮熱性」と「耐久性です。夏の強い日差しを遮って車内の温度上昇を抑えたり、冬の雪や台風の影響に耐えられる素材もあります。それから、家の外観に合うデザインやコスト面も大事なので予算との相談で選びたいものです。

そもそもカーポートの屋根の役割は、車を雨や雪、夏の直射日光から守ってくれるシェルターのようなものです。まず、雨の日の乗り降りがグンとラクになるという大きなメリットがあります。傘を持って車のドアを開けるは本当に大変ですが、カーポートがあれば濡れずに乗り降りできます。また、直射日光を防ぐことで車の塗装やシートの日焼けも抑えられます。特に夏場は直射日光で車内が高温になりがちなので、カーポートがあると車のメンテナンスも楽になります。

さらに、雪や霜が降りる地域だと屋根があるだけでフロントガラスの凍結防止にもなります。朝の氷取り作業がなくなるのは地味にうれしいことですね。このようにカーポートがあると車の保護だけでなく日常生活もずいぶん楽になります。

カーポート屋根材の主な種類と特徴

カーポートの屋根材にはいろいろな素材があります。主なものを挙げると、ポリカーボネート板金属屋根材(アルミ屋根・スチール折板)FRP板(強化プラスチック)、そしてアクリル板などがあります。どれもメリット・デメリットがあるので、順番に見ていきましょう。

ポリカーボネート屋根材

引用元:三協アルミ

まず、最も普及しているのがポリカーボネート板(通称ポリカ板)です。軽くて強度が高く、衝撃に強いのが特徴。なんと「機動隊の盾にも使われるほど」なので、とても頑丈です。クリアタイプなら透過率が高いので、屋根の下が暗くなりにくいのもうれしいポイントです。採光性やコストパフォーマンス重視の方に適しています。比較的安価で軽量なため工事費用が抑えられ、駐車スペースが明るくなるのがメリットです。

また、ポリカーボネート板は紫外線をほぼ100%カットしてくれるので、車のボディやシートの日焼けを防いでくれます。耐候性にも優れていて、15〜20年は使える長持ち素材でもあります。価格も比較的安く、色のバリエーションも豊富でコスパ重視の方にはおすすめです

ただしデメリットもあって…経年劣化で色が褪せたり、小さな傷がつくことがあります。強風や台風のときは飛ばされないように、しっかり固定する必要がありますし、長年使っていると屋根の透明度が落ちてきます。安い分、メンテナンスは少し気にする必要があるかもしれません。

コストを抑えたい人、明るい屋根が好きな人、豊富なデザインから選びたい人におすすめ!

熱線遮断・吸収型ポリカーボネート板

引用元:三協アルミ

同じポリカーボネート系でも、より遮熱性に優れたタイプがあります。例えば、「ブラックマットポリカーボネート」や「熱線吸収ポリカーボネート板」なら、通常のクリア板より格段に熱線をカットできます。ブラックマットは光を透過しませんが、その分熱線カット率は高めです。製品によっては70%近いものもあります。

これら遮熱型のポリカは、夏場の直射日光をしっかりカットしてくれるので、車を日差しから守りたい人にぴったりです。明るさは少し落ちますが、その分車内の温度上昇をグッと抑えられます。見た目はブラックやミルキーな色味で、最近流行のシックなデザインにもマッチします。

夏の暑さ対策を重視する人、スタイリッシュな外観を選びたい人、日光の透過を抑えたい人におすすめ!

金属屋根材(アルミ屋根・スチール折板)

引用元:三協アルミ

次は金属屋根材です。アルミやスチール折板(鋼板とも呼ばれます)があります。とにかく耐久性が高くて、強風や豪雪にもびくともしないのが魅力です。スチール折板はとにかく耐久性がピカイチで、台風や大雪でもビクともしません。アルミ形材は錆びにくくて軽いのが特徴です。

金属屋根材の最大の利点は、直射日光をバッチリ防げることです。屋根下は真っ暗になりますが、その分車や周囲への直射日光・熱をしっかり防いでくれます。暑い夏でも車内があまり暑くなりにくく、車の劣化も抑えられます。また金属のシャープな外観はカッコよくて、モダンな家づくりにぴったりです。

ただし、暗くなるのがデメリットです。屋根下はかなり暗くなるので、車から降りた時や人が通るときに「ちょっと暗すぎかな…?」と思うかもしれません。特に家の窓の近くだと室内の採光にも影響することがありますし、冬は屋根下が冷たく感じやすいのも覚えておいてください。それに、金属は他の素材より値段が高めになりがちです。

耐久性・耐候性を最優先する人、豪雪・強風地域に住んでいる人、クールなメタリックな外観が好みの人におすすめ!

FRP板(ガラス繊維強化プラスチック)

引用元:YKKAP

FRP板(ガラス繊維強化プラスチック)も最近注目の屋根材です。見た目はポリカーボネートと似ていますが、中にガラス繊維が練り込まれている点が特徴です。その繊維が太陽光を散乱させるので、実はポリカーボネートより高い遮熱効果を持つタイプもあります。

FRP板は強度も十分で、耐候性に優れメンテナンス性もよく、熱や寒さにも強いんです。透過率はポリカほど高くないのでちょっと暗めになりますが、そのぶん屋根下は涼しく快適ですよ。

透過性より遮熱性を重視する人、猛暑や台風から車をしっかり守りたい人、ほどよい明るさを保ちつつ熱をカットしたい人におすすめ!

その他の屋根材(アクリル板など)

引用元:YKKAP

最後に、アクリル板や塩ビ波板も昔はよく使われていました。アクリル板は透明度が高く見た目キレイですが、ポリカーボネートに比べると衝撃に弱くて割れやすいんです。家庭用カーポートにも昔はよくあったんですが、最近は耐久性を考えてポリカーボネートに替えるケースがほとんどです。(※画像はポリカーボネートの波板です)

塩ビ波板も使われていましたが、紫外線で傷みやすく強度が低いので、結局ポリカーボネートが主流になっています。コストは安いですが、長く使うにはちょっと不安かもしれません。

予算をとにかく抑えたい人、頻繁に屋根を交換してもかまわない人、短期利用を考えている人。(ただし耐久性や遮熱性はポリカーボネートに劣る点に注意!)

カーポート屋根材を比較するポイント

ここまで屋根材の種類と特徴を見てきましたが、実際に選ぶときは何を基準にしたらいいでしょうか。ポイントを整理すると、やっぱり以下のような点が大切です。

  • 遮熱性・採光性:夏の車内温度が気になるなら遮熱性を優先。逆に「雨でも明るくしたい」「暗くなるのは嫌」という場合は透過性の高いクリアな素材がいいです。
  • 耐久性・耐候性:強風や大雪の多い地域では、金属屋根や厚手のポリカ板など「耐久性重視」。特に長期で使いたい場合、耐候性が高い素材を選ぶと安心です。
  • 耐衝撃性:飛来物やひょう(ヒョウ)などへの耐久性も考えましょう。ポリカーボネートは衝撃に強いですが、アルミやスチールは衝撃にはやや弱いこともあります。
  • 耐荷重・積雪対応:雪が多い地域では屋根に積もる重さも重要なポイントです。金属屋根や厚めのポリカ板は耐荷重が高いものが多いので安心です。
  • デザイン・見た目:黒やグレーなどの金属系はモダンでクールな印象、クリア系やブルー系は明るい爽やかさがあります。家の外観とイメージを合わせたいですね。
  • コスト・ランニングコスト:初期費用だけでなく、長い目で見たときの維持コストや交換の手間も考えておきましょう。ポリカーボネートは安いですが、金属屋根は耐久性が高いので長い目で見るとコスパ良好な場合もあります。
  • メンテナンス:汚れやすさ、掃除のしやすさなどもチェックしましょう。ブラック系やマット系は汚れが目立ちにくいなど、一見の利点もあります。

これらのポイントをふまえて、自分たちのライフスタイルに合った屋根材を選んでいくのが失敗しないコツです。

カーポート屋根材おすすめランキング

ここまでの情報をもとにおすすめ屋根材ランキングTOP3を紹介します。選び方の参考にしてみてください!

  1. ポリカーボネート板(クリア・熱線吸収タイプ)
    やっぱり一番人気はポリカーボネート!透明度の高いクリア板は明るさ重視ならイチオシです。熱線吸収タイプの板は色が濃いですが、そのぶん夏場の遮熱効果はバッチリ。価格も手頃なので、予算を抑えたい人にぴったり。色や柄も豊富だから家の雰囲気に合わせやすいのも嬉しいポイントです。
  2. スチール折板・アルミ形材(合金金属板)
    耐久性重視ならこれ!特にスチール折板は台風や大雪でもビクともしない頼もしさ。アルミ形材は錆びにくくて軽いのが特徴です。どちらも遮光性がバツグンなので猛暑対策には最適。ただし屋根下は暗くなりやすい点に注意。見た目も無機質でクールなので、モダンな住宅によく合います。
  3. FRP板(熱線遮断タイプ)
    最近注目の熱線遮断FRP板。ポリカ並みに丈夫なのに、内部の繊維構造で太陽熱を拡散・カットしてくれます。屋根下はほどよく明るさを残しつつ涼しくしたい人にぴったりの素材です。価格は少し高めですが、遮熱効果を重視するなら検討する価値あり。

※その他、アクリル板や塩ビ波板もありますが、耐久性や遮熱性ではポリカーボネートに劣るため、長期利用にはあまりおすすめできません。

無料一括見積りでカーポートを比較しよう!

どの屋根材がいいか迷ったら、まずは無料でできるプランや見積もりを比較してみるのがおすすめです。メーカーごとに異なる提案や仕様を比較できるので、実際の色味や質感、デザインの違いも確認できます。複数の会社から見積もりを取り寄せて、家族と一緒にじっくり比較するのが賢い選び方です。

見積もりやプランを取り寄せるメリットは、屋根材ごとの性能や価格帯を一覧で比較できること。カタログや提案書には「遮熱率○○%」「耐荷重△△kg」などの詳しい数値が記載されており、スペックをもとに納得のいく選択ができます。さらに、プロの担当者から直接アドバイスがもらえるため、敷地やご要望にぴったりの提案が受けられます。さらにしつこい営業電話もないので安心して利用できます。比較・検討したうえで選べば、納得のいくエクステリアに出会えるはずです。

ぜひこの情報を参考に、快適でおしゃれなカーポート屋根材を見つけてくださいね。まずは無料の見積もり・プラン請求から始めてみましょう!

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